mainvisual

デュオヒルズ上田駅前

(株)フージャースコーポレーション

中高層分譲住宅部門 (中規模)

駅徒歩3分のデパート跡地という地元認知度の高い立地。外観は瓦屋根の黒と漆喰壁の白をベース色とし、日本家屋の縦格子をイメージした木調ルーバーをアクセントとした。アプローチの壁には上田城の石垣と同じ緑色凝灰岩を使用、日本庭園を設けるなど、城下町を意識した和の雰囲気に仕上がっている。設備仕様もファンコンベクター・タイヤ保管庫等、寒冷地に十分対応。シニア層をメインターゲットに、数回のチラシと現地看板のみで、歩留まり26. 8%、販売期間4か月で完売となった。

事業コンセプト

長野新幹線停車駅である上田は、旧くは城下町として栄えた由緒ある街。本件は、生活、交通の拠点である上田駅徒歩3分であり、過去分譲されたものを含めて、一番の立地と言える。また、地方都市特有の車社会であるがゆえ、郊外の戸建住宅に住むシニア層が、利便性の高い市街地へ移りたいという需要が高いことが予測された。
本件は地域一番物件として、デザインコンセプトは観光都市でもある城下町上田の景観になじみ、かつ設備仕様等は、マンションの利便性や快適性、防犯性を享受できるものづくりを目指した。

商品企画

ファサードデザインは、「瓦屋根の黒」、「漆喰壁の白」をタイルのベース色として、街並みに溶け込む色彩を目指した。また、アクセントとして、日本家屋の格子をイメージさせる茶の縦ルーバーを採用した。
アプローチは、盆栽風の「松」と「もみじ」をシンボルツリーとし、上田城の石垣と同じ「緑色凝灰岩」を採用したデザインウォールにより、エントランスへと誘導し、住まわれる人が親しみとプライドが持てる意匠としている。
エントランスホールは四季の移ろいを感じられる日本庭園を如何に美しく見せることができるかを目的とした意匠、素材選定、照明計画としている。
駐車場は、地域特性である降雪・凍結による影響を考慮し、平置き駐車場のみとした。
また、スタッドレスタイヤ等をしまえるタイヤ置き場を設置している。
専有部の間取りはスタンダードではあるが、戸建からの住替えシニア層の需要を配慮し、リビングに面しない洋室は6帖以上とし、広さを確保した。
リビングに面する居室はシニアの二人家族が多いことを想定し、可変性のある建具を採用し、リビングとの一体空間として使用できるようにした。

事業成果

長野新幹線停車駅である上田は、旧くは城下町として栄えた由緒ある街。本件は、生活、交通の拠点である上田駅徒歩3分であり、過去分譲されたものを含めて、一番の立地と言える。また、地方都市特有の車社会であるがゆえ、郊外の戸建住宅に住むシニア層が、利便性の高い市街地へ移りたいという需要が高いことが予測された。
本件は地域一番物件として、デザインコンセプトは観光都市でもある城下町上田の景観になじみ、かつ設備仕様等は、マンションの利便性や快適性、防犯性を享受できるものづくりを目指した。

物件概要

事業主名 株式会社フージャースコーポレーション
現場住所 長野県上田市天神1-5-28
企画設計 株式会社インター・プロデュース
施工者名 北野建設株式会社
工事竣工 平成26年3月6日

規模概要

敷地面積 1,650.11m²
延床面積 4,899.18m²
住戸面積 70.03~87.67m²
構造規模 RC造地上11階建
住戸総数 55戸

戸建分譲住宅部門

中高層分譲住宅部門

企画・開発部門