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子育てグリーン住宅支援事業の概要

 国土交通省及び環境省では、「子育てグリーン住宅支援事業」により「高い省エネ性能を有する住宅の新築」や「既存住宅の省エネリフォーム」を支援することとしており、特に、高い省エネ性能を有する「GX志向型住宅」の新築に対しては、最大160万円/戸の支援を受けられますので、お知らせいたします。

1.制度の目的
 2050年カーボンニュートラルの実現に向け、新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う。

2.補助対象
 経済対策閣議決定日(令和6年11月22日)以降に、新築は基礎工事より後の工程の工事、リフォームはリフォーム工事に着手したものに限る(交付申請までに事業者登録が必要)。
(1) 住宅の新築(注文住宅・分譲住宅・賃貸住宅)
 ①GX志向型住宅
  対象世帯:全ての世帯
  補助額:160万円/戸
  断熱性能:等級6以上
  一次エネ削減率:35%以上
  HEMSの設置:設置
 ②長期優良住宅
  対象世帯:子育て世帯等 ※1
  補助額:80万円/戸(建替前住宅等の除却を行う場合は100万円/戸)
  断熱性能:等級5以上
  一次エネ削減率:20%以上
  HEMSの設置:なし
 ③ZEH水準住宅
  対象世帯:子育て世帯等 ※1
  補助額:40万円/戸(建替前住宅等の除却を行う場合は60万円/戸)
  断熱性能:等級5以上
  一次エネ削減率:20%以上
  HEMSの設置:なし
 ※1 「18歳未満の子を有する世帯(子育て世帯)」又は「夫婦のいずれかが39歳以下の世帯(若者夫婦世帯)」
 ※2 「GX志向型住宅」は環境省において実施、「長期優良住宅」及び「ZEH水準住宅」は国土交通省において実施。

(2) 既存住宅のリフォーム
 ①Sタイプ
  補助要件:必須工事3種の全てを実施
  補助額:上限:60万円/戸
 ②Aタイプ
  補助要件:必須工事3種のうち、いずれか2種を実施
  補助額:上限:40万円/戸
 ③補助対象工事
  必須工事:開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、エコ住宅設備の設置
  附帯工事:子育て対応改修、バリアフリー改修等
  ※3 補助対象となるのは「必須工事」を行う場合に限る。

●子育てグリーン住宅支援事業
[URL]https://kosodate-green.mlit.go.jp/