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アライブ世田谷中町

(株)荒井商店

不動産関連事業部門

世田谷中町という高級住宅地に位置し、老人ホームとは思えない洗練された外観デザインや中庭の日当り、リビングダイニング、共用廊下にも高級感がある。これまでの運営実績から学び取ったノウハウを全体レイアウトのみならず、居室の細部に至るまで精細な検討を繰り返し、既に高い評価を得ている「アライブケアホーム」の集大成として結実させた。

事業コンセプト

本物件は、弊社の100%子会社である(株)アライブメディケアが運営する介護付き有料老人ホームである。同社は「すべては最高のサービスのために」の経営理念を掲げ、弊社と連携して主に都内の閑静な住宅地に40室基準の小規模なホームを展開している。本物件の最大の特徴は、弊社グループの持つ不動産ノウハウと、これまでの7棟の有料老人ホームの事業実績に基づく運営ノウハウを高い次元で融合させたことにある。すなわち、本物件のような「介護付有料老人ホーム」は自立した生活を送るのが困難な方を入居対象としており、従い、入居者にとって暮らしやすい住空間は、同時に介護スタッフにとって動きやすく効率的なサービスが提供できる動線設計が十分になされていて初めて可能となる。それをこれまでの実際の運営実績から学び取ったノウハウを全体レイアウトのみならず、居室の細部に至るまで精細な検討を繰り返し、すでに高い評価を得ているアライブケアホームの集大成として結実させたものが本物件外観(エントランス)中庭1階リビングダイニング「アライブ世田谷中町」といえる。

商品企画

ファサードは寄棟をモチーフとした深い軒によって建物全体をやさしく包み込み、建物に深い表情を与えると共に、閑静な街並みとの連続性を図っている。2層吹抜のエントランスホールは、四季を彩る樹木と水景により形作られた中庭と一体化させ、空間の広がりを持たせている。居室入口にアルコーブを設けることにより、単調になりがちな共用廊下に変化を与えるだけでなく、居室の独立性も高めている。また中庭に面したガラスカーンウォールにより、自然光を取り入れるだけでなく、入居者が館内にいながらにして季節の変化を楽しむことができるような構造とした。また、最先端のセキュリティシステムの導入により、入居者がより安全・安心な生活を送っていただけるよう配慮した。

事業成果

弊社グループが行っている有料老人ホーム事業は、社会的にも評価が高まっており、その結果、現在運営している他7ホームの入居率は97%と非常に高い数値となっている。本物件の入居も世田谷区という有料老人ホーム激戦区に立地するにもかかわらず、当初計画に比しても順調に進捗しており、平成22年10月1日の開設から3ヶ月で41室中21室の入居を見、開設1年以内という短期間で満室が見込まれている。これは弊社グループが長年の有料老人ホームの運営実績を基にしたハード・ソフトの両面の研鑽の積み重ねが、消費者ニーズを的確に捉えることができた表れといえるものである。

物件概要

事業主名 株式会社荒井商店
現場住所 東京都世田谷区中町3-5-23
企画設計 株式会社荒井商店一級建築士事務所
設計管理 株式会社協立建築設計事務所
施工者名 戸田建設株式会社
工事竣工 平成22年8月10日

規模概要

敷地面積 2,148.19m²
延床面積 2,172.68m²
構造規模 鉄筋コンクリート造 3 階建
住戸総数 41 戸

中高層分譲住宅部門

不動産関連事業部門

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