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デュフレ横浜石川町

株式会社サジェスト

中高層分譲住宅部門 (大規模)PDFダウンロード

「石川町」駅徒歩4分、山下公園や中華街に徒歩圏という好立地ながら、日本三大ドヤ街としてのマイナスイメージから長らく分譲マンションの供給がなかった「松影町」に誕生した全129戸のスタイルレジデンス。エントランスや周辺の電柱を移設し景観にも配慮している。ホテルライクの心地良さにこだわり、共用部のワーキングラウンジにはテレビ会議用テレブース、モニター付テーブル・ボックスシート、吹抜け空間に備えた大型ソファー等様々な働き方に対応した結果、周辺のネガティブ評価を覆し、資料請求約2,390件、総来場580件と高い人気で完売した。

事業コンセプト

「石川町」駅徒歩4分、「横浜」駅直通7分、山下公園や中華街といった「横浜」のシンボル的スポットも徒歩圏内という立地ポテンシャルを持ちながら日本三大ドヤ街としての知名度から長らく分譲マンションの供給がなかった「松影町」に全129戸のスタイルレジデンスを誕生させたプロジェクト。本事業はいかにして独自性のある価値提供を行い共感を得ることで従来のエリアに対する先入観を覆すかが大きな課題となった。この命題に対し、コロナ禍を通じて促進された働き方の多用化に伴う職住融合の需要をかなえ仕事のパフォーマンスを最大化する空間の在り方を模索した共用部と、ニューノーマル時代に対応した自由な空間づくり、IoT対応を柔軟な発想で追求した専有部で、これからの住宅に求められる価値観を提示し、新たな世代流入による地域活性化をも目指したチャレンジングな事業である。

商品企画

本質的価値に対し感度の高いSINGLE・DINKSをメインターゲットとし、これからの暮らし方をリードする商品性を模索した。横浜らしさとニューノーマル時代の「職住融合」を具現化したデザインを目指し商業施設・ホテルデザインで定評のあるJamo associatesを起用。
共用部のワーキングラウンジはテレビ会議用テレブースや、モニター付テーブル・ボックスシート・吹抜け空間に備えた大型ソファー等で様々な働き方を可能にした。専有部は1LDK/2LDKを主軸に全12タイプのバリエーションを用意。さらに弊社独自の「カスタムオーダーシステム」でユーザーの多様な嗜好に合わせたセレクトを可能にし、個々の理想の「暮らし方・働き方」を提供。
地域社会との接点である外構周りには、サイン照明、植樹等で街区全体に灯と緑を提供している。また駐車場シャッターゲートや駐輪場スライドドアを設けセキュリティ性を高め、電柱・電線移設やゴミ集積所にも大型のカゴを設置し街の美化にも配慮した。また、非接触・リモート操作が求められる時代のニーズに対応した住宅設備を随所に採用(ハンズフリー電気解錠システム、ノンタッチエレベーター、遠隔操作対応住宅情報盤、IoT対応給湯器リモコン、住戸玄関前宅配ロッカー)。さらに、省エネルギー対策として、断熱等級4、高性能Low-Eペアガラスを採用し住宅の基本性能を確保。またユーザーへの健康配慮として各住戸のリビングには珪藻土壁を、共用部には精神的なリラックス効果の高いアロマディフューザー、アート作品の展示、館内BGM、シンボルツリーのあるパティオ等を設け、ストレスの多い時代に住まう方が心身ともに健やかに過ごせる環境づくりを行った。

事業成果

「魅力的な商品づくり」と「事業収益性」の両立を図るための工夫として、住戸のバルコニーの一部を専有面積に取り込み336㎡の増床を行っている。その結果元々指定容積率500%中474.9%の消化が499.9%まで伸び、分譲坪単価を14.3万円程度下げることができた。さらに構造上の中間梁を利用しベンチ付きコンサバトリープランとすることで商品の魅力付けはもとより、周辺相場に対しての価格優位性が増し販売期間短縮につながった。またホテルのような心地良さにこだわり1住戸を削り共用部ラウンジに2層吹抜けを採用した結果、単純利益の減額分を上回るプロモーション効果とユーザーからの評価を得られた。

物件概要

事業主名 株式会社サジェスト
現場住所 神奈川県横浜市中区松影町2-6-1
企画設計 株式会社デベロップデザイン一級建築士事務所
施工者名 株式会社大勝
工事竣工 令和4年2月4日

規模概要

敷地面積 1,370.96㎡
延床面積 8,421.47㎡
住戸面積 34.80~75.47㎡
構造規模 RC造地上11階建
住戸総数 129戸

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