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自然と暮らしが心地よく繋がり共存できる街

㈱むつみワールド

戸建分譲住宅部門 (中規模)PDFダウンロード

本事業は、自然と暮らしが心地よくつながり共存できるよう、自然素材や景観設計を取り入れ、境界には植栽や石を使用、隣接者同士でメンテナンスを協力して行う仕組みとした。住宅設計はパッシブデザインとし、南向きのトリプルサッシのFIX窓、夏場の日差し対策として庇を設置し、快適な室内環境を確保するとともに、外壁材には杉板を採用し、永くメンテナンスが不要で、経年変化も楽しめる設計とした。これらの取組みは同社の家づくりの考え方を示す好例となり、住宅取得を検討している多くのユーザーが現地を訪れている。

事業コンセプト

本事業は~「き」がある暮らし~ を基幹コンセプトに据え、自然と暮らしが心地よく繋がり共存できる分譲住

宅を計画しました。住宅構成は、本テーマを昇華させ、

            『季』 庭への草花と植樹で新緑と紅葉が美しく四季を彩る

            『木』 自然素材から感じる温もりと癒し

            『嬉』 家族が綻ぶ笑顔になれる

            『帰』 一番の贅沢は帰りたくなるおうち

という4 つの「き」を日常の中に感じる暮らしを軸に据えました。

当社は、街づくりからスタートした企業であり、たとえ数区画の分譲住宅であろうと“ 街” と考えています。時

が経つにつれ、住まい手とともに住環境は成熟し、味わいが深まっていく。初めは小さな植栽も家族とともに成長

を感じられ、隣人との境界を越えた新たな繋がりが生まれます。近くを通りかかった地域住民が思わず立ち止まり

たくなる、10 年後を想像したくなる、そんな穏やかで癒しあふれる街づくりを想い、当該事業を進めました

商品企画

今回のコンセプトを実現するため、お客様には境界には植栽や石等の自然素材を使用すること、アプローチは土間から緑や石を連続的に使用すること、境界にまたがる植栽や草花・芝生のお手入れは、隣接者同士で協力して行うものとすること、といった遵守事項を設けました。 植栽には、アオダモやシャラを採用し、春には新芽が芽吹き、ジューンベリーの花が綺麗に彩り、梅雨時期には、雨で濡れた男鹿のゴロタ石や久栗坂の石が、アプローチを美しく演出。 また、雪国秋田ならではの落雪トラブル防止と冬場での景観確保のため、屋根形状は全棟東西への切妻屋根を採用し、四季を通じて豊かな街並みを確保するプランニングを進めました。

事業成果

様々な方々よりコンセプトへのご理解を賜り、おかげ様で完売。想いに共感してくださった施主様方それぞれの丁寧な暮らしの積み重ねにより、分譲地全体の美しい景観も生まれ、秋田市寺内エリアに豊かな空間を新たに創造しています。 当社の家づくりに対する考え方を伝える好事例としても寄与しており、住宅検討者様への建物配置やプランニングの参考として分譲後も多くの方が現地に訪れています。また、新規学卒者や中途応募者への会社見学地としても度々活用。街づくりを事業の中心に据えている当社の色を多くの方々にご理解いただけるランドマークとして、これからも輝き続ける取組みとして、期待できる事業となりました。

物件概要

事業主名

株式会社むつみワールド

現場住所 秋田県秋田市寺内堂ノ沢 1-14-2 ほか
企画設計 株式会社むつみワールド
施工者名 株式会社むつみワールド
工事竣工 令和5年12月8日

規模概要

敷地面積 157.67 ~ 209.69㎡
延床面積 70.34 ~ 129.45㎡
構造規模 木造軸組工法 2 階建
住戸総数 5戸

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