2020年9月 のアーカイブ

週刊全住協NEWS Vol.0363
7月の新設住宅着工、前年比11.4%減の7.0万戸~国交省調べ、持家・貸家・分譲住宅が減少

2020年9月4日 金曜日

●7月の新設住宅着工、前年比11.4%減の7.0万戸

 ~国交省調べ、持家・貸家・分譲住宅が減少

●国交省、5月の不動産価格指数(住宅総合)は前月比0.1%下落、2か月ぶりダウン

●国交省、7月の建設労働需給調査、全国8職種の過不足率は0.4%の不足

●推進C、7月の全国レインズ、成約報告4.6万件で前年比5か月ぶり増

●国交省、「次世代住宅プロジェクト2020」の第2回提案募集を開始

●日本不動産学会、シンポジウム「国際化に対応した不動産政策」9/16開催



 (URL) http://www.zenjukyo.jp/new_info/week/data/200904NO0363.pdf


7月の新設住宅着工、前年比11.4%減の7.0万戸~国交省調べ、持家・貸家・分譲住宅が減少

2020年9月2日 水曜日

 国土交通省がまとめた、令和2年7月の「建築着工統計調査報告」によると、全国の新設住宅着工戸数は、持家、貸家及び分譲住宅が減少したため、全体で前年同月比11.4%減の7万232戸となり、13か月連続の減少となった。季節調整済年率換算値は前月比4.8%増の82万8000戸となり、前月の減少から再び増加。

 利用関係別にみると、持家は前年同月比13.6%減で12か月連続の減少。民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。貸家は同8.9%減で23か月連続の減少。民間資金による貸家が減少し、公的資金による貸家も減少したため、貸家全体で減少となった。分譲住宅は同11.8%減で9か月連続の減少。マンションが減少し、一戸建住宅も減少したため、分譲住宅全体で減少となった。

 圏域別にみると、首都圏は持家が前年同月比7.0%減、貸家が同1.6%減、分譲住宅が同6.2%減で全体では同4.4%減となった。中部圏は持家が同14.6%減、貸家が同2.1%減、分譲住宅が同15.0%減で全体では同10.5%減。近畿圏は持家が同19.8%減、貸家が同5.4%減、分譲住宅が同2.6%増で全体では同8.3%減。その他の地域は持家が同14.2%減、貸家が同18.7%減、分譲住宅が同27.0%減で全体では同18.3%減となった。



《令和2年7月の新設住宅着工動向の概要》

[利用関係別]

◇持家=2万2708戸(前年同月比13.6%減、12か月連続の減少)。大部分を占める民間金融機関など民間資金による持家は同13.2%減の2万393戸で12か月連続の減少。住宅金融支援機構や地方自治体など、公的資金による持家は同17.3%減の2315戸で4か月連続の減少。



◇貸家=2万7684戸(前年同月比8.9%減、23か月連続の減少)。民間資金による貸家は同9.8%減の2万4853戸で38か月連続の減少。公的資金による貸家は同0.2%減の2831戸で4か月連続の減少。



◇分譲住宅=1万9359戸(前年同月比11.8%減、9か月連続の減少)。うちマンションは同2.9%減の8352戸で3か月連続の減少、一戸建住宅は同17.2%減の1万820戸で8か月連続の減少。



[圏域別・利用関係別]

◇首都圏=2万3891戸(前年同月比4.4%減)、うち持家4848戸(同7.0%減)、貸家1万445戸(同1.6%減)、分譲住宅8518戸(同6.2%減)、うちマンション3815戸(同15.4%増)、一戸建住宅4594戸(同17.6%減)。



◇中部圏=8607戸(前年同月比10.5%減)、うち持家3437戸(同14.6%減)、貸家2695戸(同2.1%減)、分譲住宅2361戸(同15.0%減)、うちマンション976戸(同8.7%減)、一戸建住宅1385戸(同19.0%減)。



◇近畿圏=1万1782戸(前年同月比8.3%減)、うち持家2806戸(同19.8%減)、貸家5067戸(同5.4%減)、分譲住宅3876戸(同2.6%増)、うちマンション2083戸(同25.7%増)、一戸建住宅1754戸(同15.6%減)。



◇その他の地域=2万5952戸(前年同月比18.3%減)、うち持家1万1617戸(同14.2%減)、貸家9477戸(同18.7%減)、分譲住宅4604戸(同27.0%減)、うちマンション1478戸(同42.4%減)、一戸建住宅3087戸(同16.9%減)。



[マンションの圏域別]

◇首都圏=3815戸(前年同月比15.4%増)、うち東京都2183戸(同8.8%増)、うち東京23区2160戸(同20.5%増)、東京都下23戸(同89.3%減)、神奈川県1063戸(同63.5%増)、千葉県294戸(同13.5%減)、埼玉県275戸(同11.6%減)。



◇中部圏=976戸(前年同月比8.7%減)、うち愛知県616戸(同14.8%減)、静岡県253戸(前年同月0戸)、三重県84戸(同0戸)、岐阜県23戸(前年同月比93.4%減)。



◇近畿圏=2083戸(前年同月比25.7%増)、うち大阪府1320戸(同36.2%増)、兵庫県462戸(同23.5%増)、京都府301戸(同50.5%増)、奈良県0戸(前年同月0戸)、滋賀県0戸(同114戸)、和歌山県0戸(同0戸)。



◇その他の地域=1478戸(前年同月比42.4%減)、うち北海道175戸(同52.8%減)、宮城県33戸(同40.0%減)、広島県12戸(同96.6%減)、福岡県383戸(同57.5%減)。



[建築工法別]

◇プレハブ工法=9662戸(前年同月比18.4%減、4か月連続の減少)。

◇ツーバイフォー工法=7835戸(前年同月比16.4%減、16か月連続の減少)。



〔URL〕https://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000931.html

【問合先】総合政策局 情報政策課 建設経済統計調査室03―5253―8111内線28625、28626

令和二年五月十五日から七月三十一日までの間の豪雨による災害により
影響を受けている下請中小企業との取引に関する配慮について

2020年9月2日 水曜日

/new_info/gyosei/data/200902gouusaigai.pdf

第091号 住宅金融支援機構フラット35融資金利等について(令和2年9月実行分)

2020年9月1日 火曜日

/new_info/kinyu/data/091report200901.pdf